カラーブランディング

Color Branding

カラーブランディング

色で伝える 心を動かす 色そのものが価値となる

カラーブランディングとは、色そのもの、色の力やはたらきに価値を置き、意図的にビジネス展開に活用する経営戦略のことです。
一般的に広く認知されているのははコーポレートカラー、コンセプトカラー、イメージカラーです。

企業は組織を象徴する色、施設・店舗などの空間の雰囲気を象徴する色、商品・製品などのプロダクトのイメージを象徴する色など、それぞれの個性やイメージを伝える色を選定します。戦略をもって色を配置することで顧客、消費者に意図するメッセージを伝えたり、特定の色を見ただけでそのブランドやメーカーの製品を思い出す、好意的なイメージをもつ、といった記憶付けがなされ、ブランドイメージを高める効果が期待できます。

カラー選定は、経営者であるご依頼者様のライフストーリーを伺うインタビューセッションから始まります。
インタビューでは、これまでの人生、創業時の想い、開発ストーリー、事業にかける熱意、経営ビジョンなどを丁寧にお伺いします。
ご一緒する時間のなかで、言葉にしきれない感情や想い、願いを丁寧に受け取り、カラーコンセプトを練り上げます。
現場取材を大切にしており、オフィス、施設や店舗、サロンを訪問し、業務の様子、場の雰囲気、生み出される商品やサービスについて丁寧に取材いたします。

その上で幾度も検討をかさね、数千に及ぶデータから色を選出。キーワードと解説、シーンに応じた配色例、配置戦略とともにご提供いたします。

アウラでは、カラーブランディングの一環としてコーポレートカラー、コンセプトカラー、イメージカラーを選定しています。
選定過程はいずれも同じため、サイト内では認知度の「コーポレートカラー」と総称していますが、ご依頼者様の事業形態、配色の対象等により下記のように呼称を分けています。

コーポレートカラー

法人・組織・理念を象徴する色

企業理念・CSR
人財力・経営ビジョン等

コンセプトカラー

空間・ものを象徴する色

店舗・商品の雰囲気やサービス
ブランドイメージ・メッセージ等

イメージカラー

人を象徴する色

人の個性や雰囲気
事業イメージ・将来ビジョン

カラーブランディング

経営者|企業・団体|施設・店舗

企業、団体の経営理念、空間やサービス、また経営者ご自身の輝き象徴する色を選定し、色=企業イメージの定着をサポートしをます。

設定した色をロゴや看板、名刺等のPRツールに活用することで、対外的にはこの色はあの会社、あのサロンの色、などと印象づけられ、目にした人に直接メッセージが届きます。
また内部的には、これは私たちの色なのだという自負、仕事への愛着、結束力の高まりといった効果も期待できます。

色に映るのは経営理念や将来ビジョン、創業者様のお人柄だけでなく、造り上げた空間の雰囲気、スタッフの個性、サービスを通じて伝えたいメッセージ、商品価値、品質、誇りなどの豊富な情報です。
これは色という言葉を超えたツールだからこそできることです。

色の力とはたらき

色にはどんな力があるのかというと、まず上げられるのは高い伝達力です。

色は五感に触れる「本能的感覚」です。
「あたたかい つめたい」などの感覚はもちろん、「好き 嫌い」などの感情、「ほしい 行きたい」などの意思、さらには過去の記憶とも直結しています。
そのため文字や言葉のような思考と連動し、ある程度の読解力を必要とする「知的情報」よりも素早く人の心に届き、しかも深く印象に残るという特徴があります。
こうした伝達力の高さは色がもつ大きな力の一つであり、ビジネスにおいて強みとなるものです。
たとえば下の例をふたつ。AとBどちらの方が早く伝わり、印象に残るでしょうか。

A|言語による表現

青い
四角い
クール
誠実
落着き

B|色による表現

A|言語による表現

やさしいピンク
ハート
あたたかい
ふんわり
癒し

B|色による表現

千の言葉より、ひとつの色の方が素早く強く伝わるのです。