セミナー・研修・ワークショップでは、業種、職種、目的に合わせ内容を作成しご提供します。
色彩理論編では色の成り立ちなどの基本解説はもちろん、ご依頼者様が使用するカラーモデル、染料・料顔・塗料など、業種や色を表現する素材に合わせた配色スキルUPのコツ、ビジネスへの色の活かし方をお伝えしています。
人気のパーソナルカラー診断はショート版を基本とし、職種に合わせた服装コーディネート術など、すぐに活かせる実践的な内容となっております。色を体感し、見分ける力、ビジネスに活かす力を身につけるワークショップも行っています。
事例にて内容の例をご覧になれます。
世界には数限りない色が溢れています。ですがその色を積極的に意識し、日常や仕事に充分に活かしている人は、どれほどいるのでしょうか。
色のセミナーや研修では、開始当初、「色が分からない」「色を選べない」というお声も多く出ます。それは大半の場合、色を「意識していなかった」「選び方を知らなかった」「見ているようで見ていなかった」「知らなかった」だけ、であることがほとんどです。
それは仕事において色を扱う方においても同様です。建築、製造開発、Webや紙面のデザイン、インテリア等の空間コーディネート、メイク、アパレルなど、仕事で色を扱う業種職種はとても多いです。にもかかわらず、大学や専門学校でさえも色彩そのものの知識や解説は数ページ程度、情報は極端に少なく、色を専門的に学ぶ機会は決して多いとは言えません。仕事で色を選定する場面においては各担当者、制作者の感覚、勘と経験に任されていることがほとんどです。
もちろん、感覚(センス)は天賦のものであり、勘と経験は最終的に必須のものです。けれどその前に、「知っておいた方がいいことを知る」「基本を知る」という機会を設けることも、やはり必須だと私は思います。
長年の疑問や迷い、感じていた違和感が解消され、パズルのピースがピタリとはまるようにスッキリしたり、新たな創造の扉を開くきっかけになったりすることも多いのです。豊かで魅力溢れる色彩の世界を、多様なコンテンツでお伝えしています。
店舗や商品のPRサポート、従業員の福利厚生、施設入居者様の娯楽など、パーソナルカラー診断、ファッションコーディネートレッスン等のイベントを行います。
パーソナルカラー診断は認知度が高く非常に人気があり、イベント開催により集客の増加、売上アップが期待できます。
カラーイベントは従業員の方のモチベーションアップ、施設入居者の方の楽しみとしても好評です。
顧客サービスの一環として、集客のきっかけとして、商品販売のPRイベントとして、色を楽しみワクワクを高めるカラーイベントを取り入れてみませんか。
セミナーや研修、イベントでのパーソナルカラー診断は簡易版(お一人あたり7~8分、持参する布ドレープ40枚前後)となります。
診断の精度は通常版とは変わりません。
経験を積んだパーソナルカラリストであれば、光、参加者の方のご準備(リップやチーク等の色を入れない)等の件が整っていれば、顔色の変化がはっきり出るドレープを厳選して選定し、すぐに診断することができるためです。
診断のお時間は、お客様が色そのものに慣れ、顔色の変化を実感し、似合う色の特徴を知ること、自分に似合う色を確認するための時間なのです。
参加人数が増えるほど参加者のお一人にかけるお時間は短くなりますが、他の参加者の方の診断を見守るうちに色を見分ける感覚が開き、肌色の変化、似合う・似合わないを見分ける力が身に付き、ご自身の事例が蓄積されます。
そのご経験はご自分の色選び、装い選びにも大いに活かすことができます。
大人数診断も、比較的長い診断ができ相談ができる少人数診断も、どちらにもそれぞれの良さがあります。
集中講義、社会人向け講座、カルチャースクール等、教育機関での講義、演習、色彩にまつわる文化講座等を承ります。
専門分野である万葉の色、平安の色、かさねの色目、古代日本の色彩文化から近現代色彩文化への変容など学術視点の内容から、「比べてみよう日本の色と世界の色」「色の力を体感するワーク」など、大人も子供も楽しんで学べるワークショップも承ります。
人気のパーソナルカラー診断メニューを組み込むことも可能です。
色は心の豊かさの扉を開きます。どうぞお気軽にお問合せください。
アウラ代表、田口の修士論文「日本における色彩文化の変容と現代」をPDFで提供しています。
論文では飛鳥時代から平安時代にかけての色彩文化の変容を当時の色名の変遷や主に染織に表現された色を手がかりとして追い、未来の色彩文化の可能性について考察しています。
飛鳥奈良・平安の色名と色見本のデータ表示、巻末に文献リストを記載しています。
学術利用や個人で楽しむ目的の方に無償でご提供しております。古代の色の歴史や文化に興味がある、学術研究活用など、お気軽にお問合せください。
#匂い #色彩文化 #色の歴史
#色の名前 #万葉の色 #飛鳥奈良 #平安の色
#かさねの色目 #重色目 #襲色目
#染織技術 #本草学 #源氏物語 #流行色
前田千寸「日本色彩文化史」岩波書店
吉岡幸雄「日本の色辞典」紫紅社
ゲーテ「色彩論」
志村ふくみ「母なる色」求龍堂
要 旨
飛鳥奈良時代、大陸の鮮烈な色彩文化の渡来によって人々の眠っていた色彩感覚が呼び覚まされ、大陸文化を咀嚼した独自の色彩文化が展開され始めた。
その色彩感覚は平安時代中期に成熟期を迎え、「匂い」という自然の移ろいと人間との呼応を内包した、独特の表現に集約された。
匂い立つ色は衣服や絵画などに表現され、人と世界を繋ぐ架け橋として見る者に語りかけていたのである。
その後、明治時代の産業革命と近代科学の到来により、日本の色彩文化は大きな転換期を迎えた。人々の生活の中に合成繊維や化学染料が溢れ始め、色が自然と切り離されて表現されるようになったのである。また、戦後にかけて色を「赤(レッド)」等の概念としてとらえる色彩感覚が定着していった。これらに伴い色との呼応の仕方が変化し、古代の匂い立つ色が影を潜めていったのである。
我々は、概念の色や化学染料、写真などのメディアを手に入れることにより、自由な色彩表現を可能にしたと言うこともできる。
しかし、豊富な表現手段を手に入れた現代においても、古代の色に追いつくことのできないものがある。
それは、自然の移ろいを刻みつけた色だけがもつ「匂い」である。
えもいわれぬ世界へと人を誘う架橋として布や言葉に表現された色は、我々が忘れかけている自然との繋がりと、古(いにしえ)の人々の日常に根付いていた見えない世界への信仰、言葉では語り得ぬ想いを伝えているのではないだろうか。
古代の色が語ってきた想いは、現代の合理化の過程の中で余計なものとして削られてきたものである。我々は新たな色彩文化を創るためにも、削ぎ落とされてきたものの語りかけを日常の中で感じ、感性を再び呼び覚ます時期に来ている。その手がかりとなるのが、古代の色の物語りなのではないだろうか。
目 次
序
第1章 飛鳥奈良時代に渡来した色彩文化とその受容
第1節 時代の概略
第2節 色名から読み解く飛鳥奈良時代の色彩文化
第3節 海を越えてもたらされたものと新たな色彩文化の胎動
(1) 色彩技術の発達をもたらしたものー本草学
(2) 衣服に表現された色と当色(とうじき)・禁色(きんじき)
(3) 糸に表現された色 ー 天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう)
第2章 平安時代における大陸色彩文化の消化と伝統形成 ー 色彩文化の成熟
第1節 時代の概略
第2節 色名から読み解く平安時代の色彩文化
第3節 藤原氏の隆盛から読み解く色彩文化の成熟 ー 社会情勢の変容と色
(1) 藤原氏の隆盛と染織技術の発展
(2) 衣服に表現された色 ー かさねの色目
(3) 文学に表現された色 ー『源氏物語』の色
(4) 絵画に表現された色 ー 物語絵巻の色
第3章 新たな色彩文化の到来とその展開 ー明治時代から現代まで
第1節 化学染料の誕生と日本への影響
(1) 新たな染織技術の誕生 ー自動紡績機・織機、化学染料、化学繊維
(2) 新たな染織技術の波及と日本における染織革命
第2節 西欧の色彩概念の流入とその影響
結び
注釈
参考文献一覧
パーソナルカラー研修
どの色のメイクが似合うかと聞かれることが多く、返答に困ることもあったので、今日教えて頂いた知識を活かして少しでも皆に喜んでもらえればいいなぁと思いました。
自分に似合う服を着て、似合うメイクをして、楽しく自信を持って生きていきたいですね♪
20代女性 美容関係
パーソナルカラー研修
印象アップにすぐに役立ちそうで、教えて頂いて良かったです!!
相談にいらっしゃる方の気持ちが明るくなるような印象を与える洋服を着て対応しようと思います。
早速実務に活かしたいと思います。ありがとうございます!
30代女性 公務員
パーソナルカラー研修
色という当たり前にあるものを意識しただけで、人生が大きく変わりました。
どこか新しい自分に出会ったような気がします。
シャツがこの色の場合、セーターは何色を合わせればいいか?といった視点で通行人の服に興味を持つようになり、通勤時間が以前より楽しくなりました。
ありがとうございました。
30代男性 会社員
パーソナルカラー研修
色のことはもちろん、良い刺激をたくさんいただいて、
私も何かもっとがんばろう♪と思いました!
今まで「社会人としてきちんとした服装」という他人目線で選んでいましたが、
(必要以上に気にせずに)自分を楽しまなくちゃ♪帰りに早速買い物します!
40代女性 学校法人職員
パーソナルカラーイベント
綺麗な色を見ただけで、楽しくなって若返るわね♪
今まで色々やってきたけれど、まだまだこれからって感じがするわ!
70代女性