【季節と暦の色】立夏 風光る

5月5日頃は立夏(りっか)。
吹き抜ける風が
新緑をきらきらと輝かせます。

爽やかな大気と光に、あらゆる命が輝く頃。

「風光る」
この季節にぴったりのことばですね。

ゴールデンウィーク
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

私は高尾山の向こう
和田峠を目指してサイクリングに出かけました。

爽やかな森の匂いを楽しみながら街道を走り
ふと見上げると
陣馬山のふもとに鯉のぼりが泳いでいました。

軽やかな風に乗り
気持ちよさそうに泳いでいます♪

そう言えば
鯉のぼりの色にも意味があることをご存じでしょうか。
白地の布に描かれた
黒、赤、青や黄色の鯉・・・
そう、陰陽五行です。

白は金、西、秋を
黒は水、北、冬を
赤は火、南、夏を
青(緑)は木、東、春を
黄は土、中央を

鯉のぼりを立てる風習は
江戸時代の半ばから始まったようですが、
時代により、どの色が何を表す
という意味は変わっていったようです。

私が小さい頃は
黒はお父さん
赤はお母さん
青は子ども達・・・でした。

皆さまはいかがですか?

最近は
金色やオレンジの鯉なども見かけますね。
カラフルな鯉のぼりは
見上げるだけで楽しい気分になります♪

立身出世の象徴でもある鯉。
すくすく元気に、伸びやかに。
子どもの健やかな成長を願う親心は
いつの時代も変わらないのでしょうね。

素敵なゴールデンウィークを♪