【季節と暦の色】夏至 光と青

6月21日頃は夏至(げし)。
昼が最も長く、夜が最も短くなる頃です。

北欧では、夏至祭りとして
爽やかな夏の始まりをお祝いする頃です。

夏至の日のハーブには魔を祓う力があるとされ
この日に摘んだハーブで花輪を造り
身につけたり
空高く飾ったりするそうです。

太陽の光とハーブの力で、夜の闇を祓う
という意味があるようです。
長く厳しい冬を乗り越え
待ち望んだ夏を祝う。
北欧らしい文化ですね。

梅雨のある日本ではどんより空の日も多く
昼の長さや夏の光よりも

夜を感じる頃です。
灰色の空を見上げることも多い季節。
紫陽花の青は
梅雨時の楽しみでもあります。

不思議な透明の花
銀龍草(ギンリョウソウ)が咲くのもこの頃です。

初めて見た時は、ニョロニョロかと思いました!

紫陽花のような青色には
心を落ち着ける作用があり

ほんのりとした暗さもまた
身体を落ち着かせる効果があります。

梅雨の頃は
やがて来るキラキラの夏を前に
いつもより多めに休息をとると良いよ
と自然が教えてくれる頃なのかもしれませんね。

北欧に気候が似た北海道育ちの私には
梅雨の湿気と暗さは
ちょっと体にこたえるのですが・・・

銘菓「若鮎」を頂いて
夏を楽しみに待ちます♪

高幡不動では、紫陽花が見頃です。

梅雨ならではの色と風景を、楽しみましょう♪