【メッセージ】発振

日本人は古来よりずっと

山川草木 人に生き物 人が生み出すものにさえ
神が宿ると言い伝え

話す言葉も言霊と
折に触れては言祝ぎました

天地を動かすはたらきを
気の流れとして読み示し
差し込む光や風の音に
神の気配を感じ取る

昇る朝日に生を喜び
沈む夕日に一日を感謝する

草木の色に心震わせ
時の移ろいを暮らしに引き寄せ
折に触れては季節を遊び
その楽しみを分かち合う

生きとし生けるもの
目に見えるもの 見えないもの
聞こえるもの 触れるもの
味わうもの 香るものに
等しく心を寄せ敬う
豊かな営みがありました

いつの頃からかその繊細な感覚は封印され

画一化された仕組みに従うこと
揺らぎのない時に合わせ生活することが
進歩発展をもたらす術とされました

見えない気配と距離を置くこと
繊細な心を抑えること
色を抑えて暮らすことが
常識となっているように感じます

それでも人は折に触れ
風を感じ 空を見上げ 気配を感じ
美しいものに心震わせ
この国の豊かさの神髄を
思い出そうとしています

今 眠りについていた感覚を呼び覚まし
それぞれの魂の輝きを取り戻す時がきています

視:世界に溢れる色を見ること
聴:自らの言霊、世界の言霊を聴くこと
触:あらゆる色かたちに触れること
嗅:立ちのぼる匂いを楽しむこと
味:今この時を味わうこと

人を思うように自分を慈しみ
美しい色に心弾ませ
ありのままの美しさを喜び楽しみ
その楽しみを 取り巻く世界に活かし
人生を創造する

色と言霊の力を思い出してほしいのです
それがAURAの願いです


高尾山にて。富士山の輝き♪

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