【季節と暦の色】春分

3月20日頃は春分(しゅんぶん)。

昼の長さと夜の長さが大体同じになる頃。
太陽がほぼ真東から上り、真西に沈みます。

春分の日を過ぎた頃
急に「春」を感じる瞬間がありませんか?

あぁ日が長くなったなぁと思ったり
差し込む光の色に少し春らしさを感じたり。
春の光は、冬の銀に近い光よりも
少し金色が増すのです。

花が咲いているのを見つけたり。

道端では菫(すみれ)や辛夷(こぶし)
沈丁花(ちんちょうげ)。
春の光に応えるように
あちこちで咲いている春の使者を目にします。

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街なかでは
白、レモン、桜、パステルグリーン、水色・・・。
明るく透明感のある春色の洋服が出てきて
春を感じます。

桜が咲くのも、春分を過ぎた頃。
春本番の到来を教えてくれます。

東京では先週、桜の開花宣言がありました。
春はあけぼの といいますし
なかなか眠い季節でもありますが

ちょっと早起きして
夜明けの桜を楽しみたいものです。

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桜が満開になる頃、春は最高潮に達します。

花筏が見られる頃、季節は初夏へと移ろいます。

今年のお花見、どこに行こう?
考えるだけでも心が浮き立ちますね。